ごあいさつ
日本運動器移植・再生医学研究会の事務局を担当しております岡山大学整形外科の尾崎敏文です。この会は、昭和55年(1980年)に京都府立医大の諸富武文先生が第一回の「骨・軟部移植研究会」を開催されたのがはじまりです。その後、第8回の東京慈恵会医科大学の室田景久先生より骨・関節・軟部組織移植研究会、第12回の岐阜大学武内章二先生より日本骨・関節・軟部移植研究会、そして第20回の京都大学中村孝志先生より日本運動器移植・再生医学研究会となりました。その間に骨移植、同種骨移植中心の演題から、再生医療に関係する発表がたくさん増えて参りました。これも時代の流れと考えます。一方、骨移植の方でも同種骨も人工関節手術では一般的に用いられ、また人工骨の進歩も大きなものがございます。
現在会員は200名で、会員数は毎年やや増加傾向にあります。若手の先生方の、移植・再生医療に対する興味を持つ人が増加しているためと感じています。
今後とも皆様方のご支援をいただき、研究会を維持・発展させていきたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。